納豆の漬け物和え [男のおつまみ教室]
さてもさても。
今年ほど暑さがこたえた年はありません。
この私が!・・・食欲が落ちたのですから。
そんな毎日ですが、雨戸を閉めにベランダに出ると・・・。
夕闇の中に静かに、そして豊かに香るきんもくせい。
秋は確実にやって来ているんですね。
ようやっと、食欲が戻ってきました。
晩酌も再開であります。
今夜のアテは納豆の漬け物和え。
材料
納豆 適量
漬け物 細かく切ったのもの(古漬けが吉)
醤油 適量
まぁ、料理法は簡単。
納豆と漬け物をかき回し、醤油を足すだけ。
古漬けの酸味が吉なので、お酢を入れてもいいのかも(人身御供希望)。
納豆嫌いの方ごめんなさい。
深夜食堂風おでんリターンズ [男のおつまみ教室]
雪がちらつくことも多くなりました。
そして、今日は朝からやられてしまったのです。
思わず学生時代を過ごした北海道を思い出したりなんかして。
幸いにして昼から晴れて、雪は跡形もなく姿を消しました。
それでも日が暮れると寒い。寒い。(大事なので二回言いました)
こんな日は温まるもので一杯、です。
こんなこともあろうかと仕込んでいた深夜食堂風おでん。
今回手を抜いたのは、ゆで卵と大根。
便利な世の中になったもので、すでにおでん用に煮たものが紀文から出ていたりします。
{材料}
※ すべて適当ですので御自分でアレンジして下さい。
スジ肉 今回生のスジ肉が手に入ったのでそれを使用 1kgほど
ゆで卵 2個入りを2袋(ダシ入り) 紀文
大根 2個入りを2袋(ダシ入り) 紀文
長ネギ 3本
日本酒 適当
醤油 適当
{作り方}
1 スジ肉は血の気が無くなるまでしつこく洗います。
2 水から煮て、一回茹でこぼし、よく洗って冷まします。
3 冷めたスジ肉を食べやすい大きさに切り分けます。
4 鍋にスジ肉と茹で卵と大根、あとそれらのダシ汁、日本酒、5cmくらいに切った長ネギを投入。
5 中火で火にかけ、柔らかくなるまで煮る。
6 醤油で味をととのえ、一回火を止める(味を含ませるため)。
※ ここまで仕込んでおきました。
7 火にかけ、アツアツを食す。
ポカポカになりました。
ちなみに酒は「くらしっく」純米生詰。
クラシックを聴かせて醸したお酒です。
いや~・・・うまい酒とうまいアテがあればこの世は天国。
鶏皮のカリカリ焼き [男のおつまみ教室]
今日などは動くと背中に汗をかくほど。
花粉も大挙して飛んでいるような気もしますけど。
気温のせいなのか、花粉のせいなのかはわかりませんが、ボーッとしてます。
・・・こらこら。それはいつもでしょ、なんて言わない。
てなわけで、何するのもおっくう。
でも酒は飲みたい。
で、肴はガッツリしたものがいい。
てなワケでコレ。
【鶏皮のカリカリ焼き】
①鶏皮を適当に切ります。
②テフロン加工のフライパンにて弱火でボーッと炒めます。
③油が出てきたら火を強め、鶏皮を揚げるように炒めます。
④カリカリになってきたらキッチンペーパーなり新聞紙なりに取り上げ油を切ります。
⑤アツアツのうちに塩こしょうを好みで振り、食します。
時間はかかりますが、鶏皮を大きなままで調理し、鶏皮せんべいにするのもヨシです。
これはサラダの上に乗せて、食べるときに割っても美味なのです。
あと、残った脂は取っておいて醤油ラーメンを食べるときにちょっと入れるとコクを増します。
忙中酒あり「クリームチーズの生ハム巻き」 [男のおつまみ教室]
まぁ、この業界にいる限り、毎年そうなんですが。
てなわけでおつまみも簡単な方向へ。
モノは「クリームチーズの生ハム巻き」。
火も使わなければ、調理と言える手間もない。
これで挫折するようなら、貴方は自炊に向いてないってほど簡単なおつまみです。
材料
クリームチーズ 適量
生ハム 適量
黒胡椒 適量
ま、いつも通り適量なんですが。
食べたいだけ用意すりゃいいって話なんですが。
それぐらい簡単なんです。
【作り方】
1 クリームチーズを巻きやすい大きさに切る。
2 生ハムで巻く。
3 黒胡椒を振る。
いじょ。
ね、簡単でしょ。
その割にお酒も進む一品でございます。
・・・ただね。
写真にも載ってますが右の方。
失敗作がございます。
クリームチーズはケチっちゃいけません。
いや、生ハムが余ってしまったのでスライスチーズを巻いてみたんですけど。
チーズがハムに負けちゃって、バランスが非常に悪かったです。
手間を惜しむなら材料をケチっちゃいけない。
今回の反省でございました。
ま、失敗も自炊の友。
モツ煮三変化・・・クリスマス・カラー? [男のおつまみ教室]
夜、あまりの寒さに目を覚ますこともしばしば。
空気が変わってきたのが肌でわかります。
こうなったらもう、酒で体を温めるしかないっ!
アテも温まるもんがいいですな。
モツ煮が恋しくなってきます。
てなわけで作ってみましたよ。モツ煮。
煮込む時間はかかりますが、意外と簡単。
味見しながらやれば失敗も少ないんじゃないかなぁ。
作り方は拙ブログ「モツ煮食いたいっ!」参照。
さて、まずは煮ている間の密かな楽しみ。モツの白煮。
まだ固さが残っている間を見計らって、味をつけないままモツ煮を取り出します。
醤油、七味などをかけ回し食します。
これをちびちびつまみながら焼酎のロックを飲りつつ、さらにぐつぐつ。
醤油を何度かに分けつつ注いで完成~~。
飴色に染まるモツ煮は食欲をそそります。
酒をくむ手も早まるってぇもんです。
さて、今回は豆腐など加えてバリエーションを。
ネギの緑、鷹の爪の赤も加えて、クリスマスカラー?
味が染みた豆腐が美味い。
大根などの根菜類やゆで卵もよろしいでしょうな。
醤油味のラーメンなんかに乗っけて食べるのもこたえられない。うひひ。
モツ煮の臭みが気になる方は、モツを煮る前に茹でこぼしを徹底的にやるのがよろしいかと。
面倒でもここで手を抜くと臭みのあるモツになってしまいます。
ま、あんまり茹でこぼすと脂も抜けてしまうのですが。
さて、ここでご注意を。
モツ煮の白煮の段階であんまり調子に乗って飲み過ぎてはいけません。
ぐっすり眠り込んだあなたは真っ黒焦げのモツ煮と対面することになるでしょう。・・・しくしく。
「深夜食堂」のおでん [男のおつまみ教室]
その名の通り、急激に寒さが増しています。
ついこの間まで、終わらぬ夏に首を傾げていたのが嘘のようです。
寒くなってくると鍋物が恋しくなってきます。
酒のアテにはおでんなんかもいいですね~。
でもコンビニおでんはちょっとなぁ。
てなわけで作ってみました。
「深夜食堂」を読んで作りたかったあの一品。
大根と卵と牛すじだけのあのおでん。
とはいえ、牛すじを下ごしらえするなんて根性は私にゃございません。
ここは簡単に市販の牛すじを使うことにします。
男のおつまみは簡単なのが大事。
材料
牛すじ :市販のもの 適量
大根 :お好きなだけ
卵 :お好きなだけ
・・・って、分量もへったくれもありゃしませんがな。
味付けは買った牛すじの味付けに醤油なりみりんなり足して下さいませ。
私ゃ醤油ちょっと足しただけで良かったです。
作り方
1 大根は3cmぐらいの輪切りにする。
2 大根の皮をむき、面取りして十字に隠し包丁を入れる。
3 大根は水でよく洗う。
4 大根は水から中火で沸騰するまで、沸騰してからは弱火で透き通るまで。
5 ゆで卵を固ゆでする。手を抜く向きは市販のゆで卵を使用。
6 市販の牛すじと下ゆでした大根、卵を入れ、水を足して、コトコト煮る。
7 味を見ながら醤油、みりんで味を調整。
8 一回冷まして味を含ませ、もう一回火を入れて温める。
で、完成~~。
いや~、想像に違わず美味かったです。
牛すじがトロットロ。大根も卵もダシが染みて美味いのなんの。
関東人には牛すじという食材は見慣れないものだったんですが。
あと一品入れるとしたら、私はちくわぶかなぁ。
関西人には受け入れられないものらしいんですが。
ダシを吸ったちくわぶは美味いんですよおおおお!(血涙)
粉モン文化の関西に何故、ちくわぶが受け入れられないんかなぁ・・・。
さあ殺せ 頭の中も あひゃひゃひゃひゃ [男のおつまみ教室]
という狂熱の夏を乗り越えてきた同士をご紹介します。
「奥の松 全米吟醸酒ひやおろし」でございます。
「ひやおろし」とは春絞った新酒を夏を越えてゆっくり貯蔵し、秋楽しむというものです。
その効果とはひと言で言うと、「まろやかさ」でございます。
秋の夜長にはぴったりのお酒と言えましょう。
ほんのりと小麦色に色付いたひやおろし。
+5の辛口さと18度のアルコール度を感じさせない穏やかな味わい。
尖ったところがみじんもありません。
アテはカニちくわ。
一見普通のちくわですが、噛みしめていくとカニの風味がじんわりと染み出てきます。
そこへひやおろしをすいっと頂きます。
あの夏があるからこそ、この美味さがあるのでしょう。
生きていくことの幸せがこみあげてきます。ふう。
さて、シメはラーメン。
豆腐を入れて豚汁風であります。
作り方は簡単。
【材料】
インスタントラーメン お好みの豚骨味のもの
豆腐 1/2丁 木綿でも絹ごしでもお好みで(私は絹ごし)
その他 野菜を入れるともっと豚汁風になります
【作り方】
1 湯を沸かす。
2 粉スープを湯に溶かし、豆腐を手で崩しながら入れる。野菜があればこれも入れる。
3 豆腐がぐつぐついってきたら(野菜が煮えてきたら)麺を投入。
4 麺が煮えたら完成。
七味を振ってさあドゾ。
酔った胃に豆腐が優しい一品です。
わさび卵 [男のおつまみ教室]
疲れた日のおつまみは簡単な方がいい。
かといって、スナック菓子や出来合いの総菜でもなぁという方におすすめ。
カロリー控えめなので、メタボなあなたにも(私にも;)。
材料は卵1個、わさび、醤油があればOK!
見た目アレですが。
【材料】
卵1個
わさび適量
醤油適量
【作り方】
①卵を固ゆでにする(・・・ふっ・・・ハードボイルドだぜ・・・)。
②卵の殻をむき、粗みじんに切る。
③醤油にわさびを溶き入れ、卵に回しかける。
わさび濃いめが吉。
④かき混ぜて食す。
できれば少し冷やして食べると、夏のアテには良うございますな。
あれば、木の芽なんか叩いて乗せると、これまた風情があります。風味もアップ。
お酒は断然冷酒がおすすめ。
今もコレで飲んでます。
今日の疲れも怒りも解けて流れていきます。
この世の中にお酒があって良かった。
この世の中もまんざらじゃない。
タケノコステーキ [男のおつまみ教室]
昔いた職場の隣には竹林があって、春は職場の敷地内にもタケノコがいっぱい出てくるのでした。
「ケッケッケッ・・・掘ってきちゃった・・・てへ」
という楽しい上司の下、春は堀りたてのタケノコを堪能したものです。
料理の画像じゃなくてすんません。
さて、その上司に教えてもらったタケノコ料理が「タケノコステーキ」でした。
【材料】
掘りたてのタケノコ
バター(マーガリンでも可)
醤油
【作り方】
1 タケノコの太い固いところを輪切りにする。
2 フライパンを熱し、バターを溶かす。
3 タケノコを焼き、仕上げに醤油をたらり。
驚くほど簡単ですが、驚くほど美味しいです。
なんぼでも酒が飲めます。
タケノコは堀りたてでないとエグミが出ます。
なるべく新鮮なものを使うのがコツです。
あータケノコ食いたい。
もう退職した上司とタケノコステーキを偲びながら。
休日出勤の夜。
トリッパもどき [男のおつまみ教室]
と言うか全然別物じゃないか、というツッコミは不可。
ようやく1週間を終えた時には、もうモツ煮を作る気力なんてなかったわけで・・・(北の国から風)。
またもやモツ煮関係の画像を引っ張り出してきました。
モツのトマト煮でございます。
一見トリッパに見えなくもないこの一品。
トリッパもどきと名付けております。
(まだホントのトリッパを食べたことないのですが;)
【材料】
オリーブオイル 適当(サラダオイルでも可)
ニンニク 適当
下ゆでしたモツ 好きなだけ
トマト缶詰 適当
トマトジュース 適当(入れなくても可)
月桂樹の葉 適量
タカノツメ 適当
塩胡椒 適当
好みによりレモン適当
【作り方】
1.ニンニクを刻み、タカノツメは種を取る。
オリーブオイルで炒める。
このときオイルを入れてから火を付けること。
タカノツメは香りが付いたところで取り出す。
2.下ゆでしたモツを投入して煮る。
3.刻んだトマトを加えさらに煮込む。
4.トマトの形が崩れたところでトマトジュース・月桂樹の葉を投入。
さらに煮込む。
辛いのが好みの人はタカノツメを加える。
5.塩、胡椒で味を整える。
6.酸味が足りなければレモンをしぼる。
豚のモツを使っているので、トリッパよりお安く、しかも狂牛病も安心という一品でございます。