猫の不思議 [ソロモンの指輪]
私には妙なクセがあります。
それは青い空を見ると悲しくなること。
今はいない人や動物がなぜか思い出されてくるのです。
ある日、青い空をふと眺めてしまった時もそうでした。
気がつくと目の前にはまだ若い猫と幼いと言ってもいいぐらいの小さな猫がいました。
そして、そろってにゃあと鳴きました。
慰めるように。
エサをねだって鳴いてるようには見えませんでした。
体をすりよせるでなく、こびるでなく。
そもそも初対面です。
でも、その猫たちは飼っていた猫が私を慰めた時の様に鳴いたのです。
猫を飼ったことのある人はよく知ってるでしょう。
飼い主が悲しい時、気がつくと猫が慰めてくれることを。
たとえ泣いていなくても、顔に出さなくても猫は気がつきます。
そして慰めずにはいられないのです。
クールな印象の猫ですが、ある意味人より人情味があると言えましょう。
それでいて、それだけ同情心にあふれた動物なのに、あきれるほど残酷だったりします。
残酷だけれど冷酷にはなれない動物。
それが猫なのです。
ある意味、究極のツンデレな動物ですな。
おかあさんになる前、
私は、ホントに「ねこきち」「キャットラバー」でしたよ。
猫との別れに泣き、
猫の優しさに泣き
猫の愛らしさ、いじらしさに泣き…でした。
最近は、子ども達から、「ねこ買ってぇ~」「ねこ飼いたい~」
と言われても
「アンタ達のお世話で、いっぱいいっぱい!」
とシャウト一発です。
私が子どもの頃は、猫って、買うものじゃなく
もらったり、拾ったりするものだったんですけどねぇ。
by おかあ (2007-07-01 22:47)
そう言えば、昔はもらったり拾ったりしてましたねぇ。犬や猫。
最近は外猫や放し飼いの犬も少なくなったので、望まれない子猫や子犬もあまり生まれないんでしょうね。
今は散歩させてる犬も雑種は少なくなりました。
猫はと言うと、外猫は驚くほど少なくなりました。
昔はよく集会開いてたもんですが、今は全くと言っていいほど見なくなりました。
あれも昭和の風景となってしまったんですかねぇ。
by どりとる (2007-07-02 00:36)