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三連敗 [野暮の骨頂]

三連敗.jpg

前回と同じような画像で申し訳ない。
今回のCDも「NO DATA」でした。
これで三連敗。しくしく。

これからも、「NO DATA」候補が控えています。
ケルティック・ウーマンでしょ~、萩原健一でしょ~、ロドリーゴ・イ・ガブリエラでしょ~・・・。
我ながら趣味が幅広い・・・つーか無茶苦茶であります。

今回のCDはライムスターの「MANIFEST」。
相変わらずカッコいい。
そして面白い。


マニフェスト(初回限定盤)(DVD付)




ヒップホップとしては最古参クラス。
昔ヒットした「噂の真相」から幾星霜。
あの頃より丸くなり、そして洗練されたような気がします。

自分もそうならいいなあ。

トリコロ [野暮の骨頂]

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
正月の前には大掃除です。
大掃除と言えば、私の場合すなわち本の整理のことでございます。

・・・が、本棚5つ組み上げたところで力尽き、未だ混沌の神々のおわすところとなっています。
がちょ~ん。

コホン・・・気を取り直して・・・。
そんな最中、こんな本を発掘いたしました。
つーても、数ヶ月前に読んだきり行方不明になってただけなんだけど。

トリコロ.jpg
「トリコロ MW-1056」 著者 海藍

有り体に言えば、4コママンガですな。
下宿人二人と大家の娘、女子高生3人組の日常を綴ったものです。
色の違う女の子3人が織り成す日々。だからトリコロール。

いつの間にかもう一人増えて+1になってますけど。
また、どういう訳か女性しかこのマンガに出てきません。
つまり、このマンガの会話はガールズ・トークって奴なんでしょうかね。

その中の一節。
主人公の大家の娘がうっかり酒を飲んでしまったから大騒ぎ。
まわりの女の子のセリフが気に入ってます。

「ちょう、甘いもんないか、甘いもん!!」(名古屋出身です)
「した気になってるだけの努力に結果が出ないとぼやく生き方・・・」(大阪出身です)
「口の中に入れるもんで!! (あともう少し軽く!!)」

えーと・・・ガールズ・トーク・・・なんだと思う。


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サンタさんは来ない・・・「聖☆おにいさん」 [野暮の骨頂]

クリスマスなんて来ない。
・・・いや、別に彼女がいないからってワケじゃない。
いないけどさ。

実は父の誕生日がクリスマス・イヴなのである。
つまり、クリスマスの日はクリスマスであってクリスマスではない。
ケーキもクリスマスケーキの形をしたお誕生日ケーキなのである。

私へのプレゼントはあった。
子供心に、なぜ父の誕生日に私がプレゼントをもらえるのかわからなかったが。
でもサンタは来なかった。

ちなみに亡くなった叔父のひとりはお釈迦様の誕生日に生まれた。
父と叔父の間で宗教戦争があったかは定かではない。
でも傍目にも仲の良い兄弟であった。


聖☆おにいさん 1 (1) (モーニングKC)

聖☆おにいさん 1 (1) (モーニングKC)

  • 作者: 中村 光
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/01/23
  • メディア: コミック



聖(セイント)☆おにいさん (2) (モーニングKC (1720))

聖(セイント)☆おにいさん (2) (モーニングKC (1720))

  • 作者: 中村 光
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/07/23
  • メディア: コミック



同じく宗教戦争が起きそうもないのがこの本の中のキリストとお釈迦様。
実に仲が良い。
でなきゃ共同生活なんてできないけど。

そう、キリストとお釈迦様が同居しているのである。
世紀末を乗り越えたふたりが現代日本に休暇に来ているという設定。
ハチャメチャだけどホンワカします。

で、とある理由でこの家にもサンタさんは来ない。
キリストがいるのに。
・・・大天使やら何やらは来るけど。

ギスギスした世の中でほっと一息つきたい方へおすすめの本でございます。
相変わらずマンガですけど。
読んだ後は人に優しくなれる自分がいるかもしれません。

と、同時に現実世界で宗教戦争があることが悲しくもなります。

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深夜食堂 [野暮の骨頂]

つい数日前まで真夏日だったのは夢の中。
一日中降り続けた雨で家の中にいても凍えるようです。
こんな日は酒です。

あり合わせの魚肉ソーセージを肴に一杯。
酒もその辺に転がっていた一本をコップに注いで。
そしてもうひとつの肴。「深夜食堂」。

gyoniku.jpg

早い話、漫画でございます。
深夜12時から朝7時まで営業する食堂の中で起きる人情話が題材。
これがまた酒の肴には最高なんだなあ。

上質の江戸落語を聴いているかのような感じ。
登場人物が食べるものは決してセレブなものじゃないけど、とても美味そうです。
読み進めるごとに酒も進みます。

中でも私が一番好きなのは、
「オレはあんまり出来のいい方じゃないから、こむずかしいこというヤツは好きじゃない。
単純でわかりやすいのが一番だ。
その点、カッちゃんは最高のヤツさ。」
の出だしで始まる第9夜「カツ丼」。

出てくる食べ物はセレブではなく、登場人物もまた同じ。
けれどなぜか皆、輝いている。
人生には負けることもあるけれど、その負け方を教えてくれる一冊です。



今日のメニュー。
魚肉ソーセージ3種盛り。
上から順に明太子入り、帆立入り、普通の魚肉ソーセージ。

普通の魚肉ソーセージには黒こしょうを振り、脇にマヨネーズと一味を添えて。
なんか懐かしい味です。








普通の魚肉ソーセージを薄切りにして、両面カリッと焼いて塩こしょう振ったのも好き。




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10万km [野暮の骨頂]

この度、乗っている車がついに10万kmを突破しました。

99999.jpg

これはつい直前の画像。

5年間、ほぼ通勤だけに使って10万km。
通っていた熊谷まで片道44kmあったのですから無理はありませんが。
通勤時間も片道1時間半は軽く超えてました。

今度の職場も車で通ってます。
距離は片道17km。時間は片道40分ほど。
距離も時間も、ほぼ前の3分の1ちょい、です。

実は私、車の中ではCDガンガン鳴らして走るのが常でございます。
さて、そうなると難しいのがCDの選択。
今までは余裕でCD一枚聴けたのですが、今は尺が余ります。

ま、お気に入りの曲だけ聴いて後、はしょればいいんですが。
かけっぱなしのまま、お気楽に運転したい。
そんな希望をかなえてくれる一枚がコレ。


ラヴマッチ

ラヴマッチ

  • アーティスト: 奥村愛子
  • 出版社/メーカー: インディーズ・メーカー
  • 発売日: 2008/02/06
  • メディア: CD



奥村愛子のアルバム「ラヴマッチ」であります。
昭和のジャズ歌謡風味となっております。
「蝶」以来のファンなのです。

「2時の秘密」や「今夜あなたは抱いてしまう」の妖しいエロティックさ。
「あなたの髪を切ったこと」の切ない響き。
アルバムの中の曲、全てが素晴らしい。

一枚37分少々。
帯にもタスキにもピッタリ(て、どんな長さや)。
まさに今の通勤のためのアルバムと言えましょう。


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しゃばけ [野暮の骨頂]

ふだんTVなどダラダラ見てるだけで、コレを見ようなんぞとはこれっぽっちも思わないのですが・・・。
この番組だけは、楽しみにしてました。
原作の「しゃばけ」シリーズのファンなのであります。

しゃばけ (新潮文庫)

しゃばけ (新潮文庫)

  • 作者: 畠中 恵
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2004/03
  • メディア: 文庫

予告編を見て、主役の頼りなさ加減にちと不安を感じてたのですが・・・。
実際に見てみてその不安は解消。
原作の世界が十二分に表現されてます。
手代兼ボディガードの仁吉や佐助のカッコ良さや若ダンナに対するベタ甘なとこも表現されてたし。
(ちなみに二吉や佐助の過去のエピソードも大好き)

何より、頼りないくせに真っ直ぐで人の良い若ダンナが良かった。
うんうん・・・「しゃばけ」はこうでなくっちゃ。
このドラマの再放送があれば是非ご覧になってください。
決して損はさせませんぜ。

もちろん、原作も一度手にしてみてください。
どれも豊かな時間を与えてくれることは保証いたします。
仁吉や佐助のエピソードみたいにほろ苦いこともあるけど。

・・・あ、書き忘れてたけど妖怪ものです。
怖い妖怪はあんまり出てこないけど。
むしろ可愛い。
特に「家鳴り」なんか。

TVでのそれなんて、ウチにもいないかなぁ、なんて思えるほどです。


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やるかゴラ いてもうたるど しまいには [野暮の骨頂]

・・・失礼しました・・・いろいろ不調につき、黒いどりとるが顔を出した模様です。
こんな時は、お気に入りのものを眺めるに限ります。

お気に入りは、フランスパンの上の絵本。
(フランスパン型の壁掛けもお気に入りですが)

夜にみちびかれて

夜にみちびかれて

  • 作者: ロイス・ダンカン, スティーブ・ジョンソン, ルー・ファンチャー, 成沢 栄里子, Lois Duncan
  • 出版社/メーカー: BL出版
  • 発売日: 2001/03
  • メディア: 大型本

猫の気ままさ、優しさがよく出てます。
静かにこの絵本を眺めながら酒を飲みます。
いつしか心も静まっていきます。


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残暑ゆえ ぷち引きこもり あしからず [野暮の骨頂]

相も変わらず、暑い毎日が続いています。
じっとしていても汗が玉のように肌に盛り上がります。
もーどこにも出歩きたくないっ!

しかし、休みの日は引きこもっていられもしますが、仕事の日はそうもいきません。
ボク行かないモンッ!
などと喚いてみても、おあしが勝手に歩いてくるわけでなし。
働かなければおまんまの食い上げです。

てなわけで、せめて通勤用にノリのいい音楽でも探そうと、魔窟をごそごそと漁る毎日であります。
すると出るわ出るわ、ジャケ買いして1、2回聴いたけどピンとこなくてそのままにしたCDが。
毎日その何枚かを持って出かけるわけですが、聴きかえすとなかなかハマるものもあります。
その中で一番のお気に入りはコレでした。

「シカゴ」 オリジナル・サウンドトラック

「シカゴ」 オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: サントラ
  • 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2003/03/05
  • メディア: CD

全て捨てるところのない名曲ばかりですが、目下のお気に入りは、
「ウィ・ボース・リーチト・フォー・ザ・ガン」
「ロキシー」
の2曲ですな。
渋滞も暑さも気にならなくなります。

なぜコレをほったらかしにしていたかよくわかりません。
熟成期間を経て、芳醇な逸品に・・・って酒じゃないんだから・・・。

変わってしまったのは私の方なんでしょうか?


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うめ吉姐さんにホレた [野暮の骨頂]

小梅太夫に非ず。

わりと和風の音楽も好きです。
津軽三味線とか沖縄三線とか鬼太鼓座とか。
あー、そう言えば一世風靡セピアの「前略 道の上より」なんてのも好きだったっけ。

さらにちょっと変なテイストも含まれていれば大好物。
今は無き、「ザ・家元」なんてのは大好物だったなぁ。
黒人のラッパーの人以外は、全員三味線や太鼓や笛の家元という異色のロック・グループ(笑)でした。

みんな楽しそうに演奏してたのが良かったなぁ。
そんな私がアマゾンのおすすめで出会ったこの一枚

蔵出し名曲集~リローデッド~

蔵出し名曲集~リローデッド~

  • アーティスト: Umekichi
  • 出版社/メーカー: ダイプロ・エックス
  • 発売日: 2004/02/21
  • メディア: CD

やー・・・もう・・・ジャケットから変な匂いがぷんぷんと・・・(笑)。

特に「やきゅうけん」と「ホームラン・ブギ」は気に入りましたね。
例によって通勤の際のBGMにしました。
「ホームラン・ブギ」なんぞは仕事中につい口ずさんでしまって笑われましたが。

ジャズアレンジってのがまた、ツボにはまりました。
元曲は俗謡、つまり昔の日本のPOPSなんですけど。
明治大正から新しいものでも戦後直後ですけどね。

・・・ああっ・・・それもまたツボにはまるぅっっ!

それにしても、こんなもの私におすすめするアマゾンって・・・。
おそるべし、アマゾン。


・・・最後の「じれった~いね♪」もツボ。


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あの頃に出会いたかった一冊 [野暮の骨頂]

最近、梨木香歩にはまっている。
最初は本屋で手に取った「家守綺譚」である。
独特の世界観にはまった。

そしてこれ、「西の魔女が死んだ」。
この本に自分が自分としてあることに不安定だったあの頃に出会いたかった。
あの頃の自分への回答がここにある。

西の魔女が死んだ

西の魔女が死んだ

  • 作者: 梨木 香歩
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2001/07
  • メディア: 文庫

その中の一説から
「・・・でも、気をつけなさい。一番大事なことは自分で見ようとしたり、聞こうとする意志の力ですよ。自分で見ようともしないのに何かが見えたり、聞こえたりするのはとても危険ですし、不快なことですし、一流の魔女にあるまじきことです」

私が、この結論に達するまで10数年かかった。
あの頃、この本を読んでいればなぁ。
もっと気楽に(これ以上?)生きてきたのに。

もっとも自分で見つけたからこそ、今の自分がある。
今の自分は嫌いではない。
そのことこそが人生の最大の収穫。


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